症状別トラブル119番
汚れや傷みなど、学校生活の中で制服のトラブルはつきものです。各種トラブルの対処方法を分かりやすくご紹介しています。
汗や皮脂汚れが落ちない。
症状 汚れ
服種 シャツ
体操服
制服・体操服のお手入れの中で、特に汚れが落ちにくく気になるものとしては、シャツや体操服の襟や袖口があげられます。
実はこの落ちにくい汚れの原因は、人間の体の老廃物や汗、皮脂などに含まれている「タンパク質汚れ」なのです。
タンパク質汚れが汚れを繊維に固定させ、落ちにくくしてしまうのです。
そんな時は、クリーニングに持っていく前にまず、洗濯絵表示を確認しましょう。
ご家庭でのお洗濯が可能であれば、つけ置き洗いや部分洗いをおススメします。
つけ置き洗いは、お洗濯の前に普段お使いの洗剤溶液につけておくだけでOK。一般的なほとんどの洗剤に含まれている酵素が、タンパク質を分解し汚れを繊維から引き離してくれます。
30℃くらいのぬるま湯を使い、パッケージに表示されている使用量の目安よりも少し濃い目の洗剤溶液を作ると良いでしょう。つけ置き時間は1~2時間が効果的です。
部分洗いとは、ブラシなどを使って特に汚れのひどい部分を洗うことです。
襟・袖用などの塗布用洗剤をつけ、ブラシ(歯ブラシでも可能)でこすり、ぬるま湯でジャブジャブ洗うと汚れが落ちてキレイになります。