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【特別公開】社内研修|ようこそ!先輩!

2021年12月20日開催|社内研修「ようこそ!先輩!」

当記事ではカンコー独自の社内研修施策である「ようこそ!先輩!」の様子を一部文字起こしにて皆様へシェア致します。研修当日の様子や当社社員が大切にしている価値観等について理解を深めて頂ければと考えております。それでは、ぜひご覧ください!!

  1. 「ようこそ!先輩!」とは?
  2. パネラーのご紹介
  3. 研修当日の様子
  4. 終わりに

「ようこそ!先輩!」とは?

当社独自の社内研修です。経験豊富な社員をゲストとして招き、座談会・パネルディスカッション形式でのコミュニケーションを通じて職業観・勤労観の醸成、部署理解、社員理解に繋げることを目的に実施しております。今回の記事では2021年12月に開催した「ようこそ!先輩!パネルディスカッションver.」の様子を文字起こしにて皆さんにも特別に共有させて頂きます。特に今回パネラーとして参加頂いた方々は営業として長年活躍され、現在はマネージャーとして組織を牽引されています。どのようなお話になったんでしょうか…ぜひご覧ください!

パネラーのご紹介

⑴営業本部 副本部長 大野武郎
⑵ADSS㈱/スクマ㈱代表取締役社長 永峯久志
⑶総務戦略本部 副本部長 真鍋洋志

研修当日の様子

▼ファシリテーター
 それでは今から「ようこそ!先輩!」を開催します。今回のディスカッションテーマは「ご自身が大切にしている(してきた)〇〇」です。この〇〇に入ることについては大きくは下記3つに分けて話を進めていきたいです。
▼ファシリテーター
 まずは「行動」です。ご自身が成果を出すためにどのような行動をしてきたのかという点でお聞きしていきます。次に「知識・スキル」です。ただ思いつくがままに行動しているだけでは再現性を持ち、長く成果を出し続けることには繋がりません。成果を出す行動を裏付ける知識やスキルを教えて頂きたいです。そして最後に「マインド」です。知識・スキルがあれば活躍できるわけではありません。パネラーの皆さんの奥底にある"想い"にフォーカスを当てて、お話をお聞きしたいです。 ではまず初めに「行動」からお聞きしていこうと思います。今回のパネルディスカッションでは研修参加者の皆さんから質問を事前にお預かりさせて頂きました。
《Question①》
営業としてどのようなところに気を付けて営業していたか。先輩方独自のアプローチ方法があれば知りたいです。(山口菅公学生服・営業)
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▼大野副本部長
私は「マナー・礼儀」が最も大切なことだと考えています。慣れてきたときに甘えが出てしまったりすると油断が出ることも有るので、定期的に自分自身を見返し、行動を改めることを大切にしています。またお客様とお会いした際には私たち社員は当然時間を使っていますが、それはお客様にも言えることです。大切な時間を頂いているということを大切にすること。大切にするとは事前準備を怠らないということです。そうすることで有意義な時間を生み出すことに繋がると考えています。

▼永峯社長
私は「約束を守る」ですね。自分をそれ以上に見せることに意味は無いので、まずは自分が出来ることはコツコツとやっていくスタンスが大切だと思ってます。この中でポイントになるのは「(自分が)出来ることを(他者から見て)出来ないと評価されないようにする」こと。人として、社会人として最低限のことを徹底して行うことを大切にしてきたかな。そして、そこに慣れてくると「もっと喜んで頂けるような行動」を考える余裕が生まれてくる。

▼ファシリテーター
先程の「(自分が)出来ることを(他者から見て)出来ないと評価されないようにする」ということに関してもう少し教えて頂きたいです。

▼永峯社長
している約束が自分の能力の範囲内であれば覚えていて、計画立てて、形にすればきちんと届けることが出来る。ただメモをする、計画を立てるというビジネスパーソンとして基礎的基本的なことを「やらなかった」だけで「できない」わけではないとすると、それは必ず果たさなければいけないと思っている。その積み重ねが信頼関係に繋がるんだよね。

▼真鍋副本部長
「記憶に残して頂くための行動をする」かな。その為に学校の先生方にとっての「非日常」でお会いする機会を作ることを意識していましたね。ちょっと参加者の皆さんも頭に思い浮かべてほしいんですが、社員同士でも特別な場面、例えば休日とかショッピングモールでお会いすると記憶に残りやすいんですよね。それを学校の先生方に置き換えたときに「学校」という場所は先生方にとってのホームなんですよね。だからこそ、それ以外の場面を作ろうとすることが大切かな。あとは「自分の個性を活かす」ことも考えていました。そのために他社(者)と当社(自分)の違いを理解することも大切にしていましたね。

▼ファシリテーター
他社情報を得るためにはどのように行動されていましたか?

▼真鍋副本部長
社内のミーティングで担当が情報共有してくれていたことが大きいね。ただその情報が全てのお客様に当てはまるとは限らないから、同僚から得られた情報から自分自身で仮説を立ててお客様と折衝するときにその仮説を検証するということは必須にしていました。

▼ファシリテーター
皆さんありがとうございました。それでは次のテーマに移ります。 次は「ご自身が大切にしている(してきた)知識・スキル」です。
《Question②》
お客様とお話させて頂く際に自分の話し方・接し方に自信がありません。どのように勉強していくと良いでしょうか。(広島菅公学生・営業担当) 
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 ▼大野副本部長
この質問が出来ているということは自分自身に対して課題を明確に出来ているということですよね。また今の自分からもっと成長したいという想いがあるということですよね。まずそこが素晴らしいなと思いながら聞いていました。その課題を解決するためには大きくは⑴実践機会の不足 ⑵知識の不足かなと思います。自分の中でどちらが足りていないのかを明確にして、周りの力を借りながら高めていってほしいです。テクニックとして覚えてしまえば即効性はあるけれど、本当に自分の物になっているのかは別問題だからね。焦らず、自分の頭で考えながら自己成長に繋げていってください。

▼真鍋副本部長
長所短所は表裏一体だからね。質問を裏返せば「聞き上手」ということだよね。話すことが苦手、自信がないということが気になっていると思うんだけど、「聞き上手」って素晴らしい事だよ。だから自分が出来ていることに目を向けながら進めていくことが大切だと思いますね。
《Question③》
営業担当にアドバイスするとしたらどのような声掛けをしますか。(山口菅公学生・営業担当)
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▼永峯社長
まずは「楽しみを見つけること」かなと思います。自分でどのような仕事をやりたいかを描いて、会社の方針を具体的なものにしていくかを自分で考えて実現させていくこと。そして、その為にチャレンジをしていくこと。今マネージャーとして働いている中で繰り返し伝えていることは「昨年と同じことをやるのであれば我々でなくても良いよね」ということ。常により良い価値を提供するためにチャレンジを繰り返す人財、組織でいてほしいと思っていますね。あとは「言語技術」。言葉を的確に使って、言いたいことを最短で情報伝達すること。それを高めていけばお客様との短い商談時間でも良い話が出来てくるのではと考えています

▼真鍋副本部長
「空振りを恐れないでください」です。どれだけの期間働こうが「チャレンジしよう」と会社として動いているからには失敗はつきものです。けれど失敗したってちゃんと周りがサポートしてくれます。どんどんチャレンジしてください。ただサポートされているということを忘れないこと。自分が上手くいっているのは周りがサポートしてくれているからであって、自分が上手くやっているからということでは無いからね。周りへの感謝を忘れないこと。そしてチャレンジしている人を自分から進んでサポートすること。これを大切にしてほしいなと思います。

▼ファシリテーター
参加者の皆さん、パネラーのお三方、ありがとうございました。本当はもっとお聞きしたいことが沢山あるのですが、そろそろまとめに入ります。今日はこの3つのテーマで話をさせて頂きました。私個人として印象深かったことはパネラー全員が「相手があっての営業活動である」という考えを大切にされているということでした。「行動」については相手が何を求めているのか、それを叶える為に自分の強みを活かすという話でした。また「知識・スキル」についてもお客様に納得して購入頂く為に必要な力として上げて頂いていました。最後の「マインド」の部分でも同様だったかと思います。「相手があっての営業活動である」こういったホスピタリティが根底にあることでお客様との信頼関係を築くことに繋がり、結果的に成果をだすことにも繋がるという事ですね。本日は貴重な機会を頂き、本当にありがとうございました!

終わりに

今回は当社独自の教育施策である「ようこそ!先輩!パネルディスカッションver.」を文字起こしにて一部ご覧頂きました。いかがだったでしょうか。営業経験豊富な当社マネージャ―陣が共通して伝えようとしていたこと、それは「相手の為に」という根本的なマインドでした。これは当社が大切にしている価値観である「すべては、子どもたちの未来のために。」に通ずるものがあるように私は思いました。業界・企業研究を行う際、確認すべき項目が沢山あると思いますが、「企業文化(風土)」という視点も持っておくと良いですね。皆さんにとって、より良い就職活動となることを願っております。最後までご覧頂き、ありがとうございました。

作成日:2022年1月26日 作成者:修行啓輔