LGBTQについて考える。
西原さつきさん著書紹介。

2020.12.01

カンコー学生工学研究所では、性の多様性への理解を広めるため、男性として生まれ、現在は俳優・講師として活躍される西原さつきさんと様々な取り組みを行っています。その取り組みのひとつである、講演会では、子ども・保護者・先生から沢山の質問が寄せられます。性のあり方だけではなく、自分らしさについての質問も多く、それぞれの立場での悩みを知ることができました。
今回は、性のあり方や自分らしさを考えるヒントになることを願い、西原さんの著書をご紹介します。

自分らしく生きていくためのヒントがつまった一冊。

タイトルは、「女の子って魔法だよね」。
二部構成になっており、前半は西原さんの半生をたどる絵本です。自分のからだが女の子と違うと知ってショックを受けた幼少期、制服のセーラー服や女の子らしさに憧れを募らせた学生時代から、様々な葛藤や挑戦の末に多方面で活躍する現在までが、やさしいタッチで描かれています。

後半は、幅広いテーマで自身の考えをつづったエッセイです。性のあり方や人生観は、場合によっては難しく感じてしまうテーマかもしれませんが、西原さんのやわらかい雰囲気がそのまま伝わる文章で最後まですっと読むことができます。

学生時代には、周囲の人と自分を比べて劣等感を抱いたり、自分らしさを見失ったりしてしまう人も多いと思います。どんな小さな一歩でも自分で踏み出してみることが魔法の力であり、自分らしく生きていくことに繋がるのだと教えてくれる一冊です。

子どもにも大人にも届けたいメッセージ。

性のあり方だけでなく自分らしさに悩む子どもたち、保護者や先生にも読んでいただけることを願い、本の帯に当研究所所長のコメントを寄稿させていただきました。ちなみに、表紙やポートレートで西原さんが着用されている衣装は、カンコー学生服がデザインしました。本屋さんで見かけた際は、ぜひ手に取ってご覧ください。
これからも私たちは、すべての子どもたちが自分らしく生きることを応援します。

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