結果発表
第5回 学校制服フォトコンテスト
「#私たちのキセツ」にご応募いただき、ありがとうございました。
2025年12月17日から2026年9月18日まで開催し、
全国の中学校・高等学校218校1,301名から、2,205点(春部門466点、夏部門1,481点、
秋部門136点、冬部門122点)の作品が寄せられました。
学校制服フォトコンテストは、
学校教育における芸術文化活動の支援事業として、
全国の中学校・高等学校を対象に学校制服を着用した学校生活の写真作品を募集し、
創造性・芸術性・技術などを審査・表彰しています。
厳正な審査により決定した入賞作品を発表いたします。
「#私たちのキセツ」にご応募いただき、ありがとうございました。
2025年12月17日から2026年9月18日まで開催し、
全国の中学校・高等学校218校1,301名から、2,205点(春部門466点、夏部門1,481点、
秋部門136点、冬部門122点)の作品が寄せられました。
学校制服フォトコンテストは、
学校教育における芸術文化活動の支援事業として、
全国の中学校・高等学校を対象に学校制服を着用した学校生活の写真作品を募集し、
創造性・芸術性・技術などを審査・表彰しています。
厳正な審査により決定した入賞作品を発表いたします。
※ 受賞者の学校、学年は応募時点のものです
※ 当サイト内の画像をコピーまたは編集し、SNS、動画投稿サイト、ホームページ掲載、印刷などに使用することは、著作権・肖像権を侵害するため固く禁止いたします
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最優秀賞

「僕ら世界」
久保 諒之介さん
学年:高校2年生
【作品アピールポイント】
終業式が近い12月の半ばころ、夕方の光に照らされた草が生えている堤防沿いを歩く二人を撮りました。暖かそうな夕方の光がさしていますが実は凍えるような風が吹いていて顔に髪の毛がかからないように気を付けながら撮りました。モデルになってくれた二人に感謝しています。
【審査員講評】
まず、撮影された時間帯の選定が非常に素晴らしいです。
夕日に照らされた爽やかな二人の生徒が歩いてくる姿を捉えており、全体的なカラートーンがとても美しく、この季節ならではの情緒を見事に醸し出しています。
コメントからは「実際はとても寒かった」「髪が顔にかからないよう配慮して撮影した」といった苦労が感じられますが、結果として非常に爽やかで好感の持てる一枚に仕上がっています。
冬特有の空の色も相まって、終業式を間近に控えた時期特有の切なさや寂しさと、その先にある次への希望がしっかりと伝わってくる、大変素晴らしい作品です。
優秀賞(春部門)

「桜色の駅」
石原 季歩さん
学年:高校3年生
【作品アピールポイント】
満開の桜に導かれるように始まった新学期。
いつもの電車、いつものメンバー、いつもの笑い声。
久しぶりに会うと話は尽きなくて、学校までの時間がいつもより短く感じられる。
みんなで迎える、最後の春。
そう言われても、まだ実感は湧かない。ただ、こうして一緒に笑っていられる時間が、ずっと続けばいいと思った。
新学期のわくわくと、ほんの少しの寂しさ。何気ない通学のひとときに、今の私たちらしさを残しました。
【審査員講評】
桜のトンネルの向こうで、3人の女子生徒が楽しそうに笑い合っている情景が印象的です。そして、「みやこだ」という駅名が象徴的に切り取られており、良いアクセントになっています。駅名が写り込んでいることで、これが単なる作られた景色ではなく、実際に存在する学校生活の一部であるという実在性や物語性を感じさせる作品になっています。
絵作りが非常に巧みで、春の桜色の空気が画面全体に満ち溢れている、とても美しい作品です。
優秀賞(夏部門)

「夏1番のホームラン?」
城戸 ひかりさん
学年:高校2年生
【作品アピールポイント】
真夏の昼、同級生と水遊びをした時の写真です。水風船とバットで大好きな野球選手の真似をしているところを撮りました。
【審査員講評】
まず、モデルを務めてくれた生徒さんの表情や佇まいが非常に魅力的で、とてもフォトジェニックです。水風船を打つというアイデアもユニークですね。
水風船が弾けたまさにその瞬間、風船の結び目がまだ空中に残っている一瞬を捉えており、抜群のシャッターチャンスをものにしています。こうした瞬間を切り取るには、ほんの少し早くシャッターを切る的確なタイミングが求められますが、そのシャッターさばきが実に見事です。
背景に広がる夏らしい青空の爽快感も相まって、見ているこちらまで清々しい気持ちになるような作品です。
優秀賞(秋部門)

「部長の責務」
岡 朋樹さん
学年:高校3年生
【作品アピールポイント】
夏を最後に高校三年生は部活を引退します。秋には部活から受験に切り替わるそんな時期です。
部長としての責任や大変さは想像以上のものだったと思いますが、逃げることなく向き合い続けた覚悟はとても大きく、彼の人生にとって大切な事だったと感じます。どういうふうに撮影しようかと話し合った時にたまたまアイデアとして出たのが面の中から撮ってみるということでした。
部長の一面が垣間見えるそんな一枚です。
【審査員講評】
このような構図はレンズ選びが難しく、例えば広角レンズではこのような作品にはなりません。適切なレンズを選択した上で、手前にある面の格子をうまく収めつつ、奥にある被写体の「目」にしっかりとピントを合わせるという、高い撮影技術が光っています。
そして被写体の真剣な表情から、剣道部の部長ならではの威厳や、静かな闘志が伝わってきます。高い技術力と被写体の持つ魅力が重なった、大変力強い一枚だと思います。
優秀賞(冬部門)

「私は誰でしょう?」
河野 真子さん
学年:高校3年生
【作品アピールポイント】
卒業までのカウントダウンが始まった放課後。それぞれ自分の似顔絵を書いてみたけど、全然似てなくて誰だか分からない結果となりました。
【審査員講評】
それぞれの顔を似顔絵で隠すというユニークな演出が目を引きます。「あまり似ていない」という絶妙なユーモアも含めて、学生たちらしい親しみやすさと面白さがよく表れています。
背景に写っている授業の板書やメモ書きは、学生からすれば日常の何気ない光景かもしれませんが、これらは学校生活の中でしかあり得ない、地味ながらも彼らの青春を象徴する大切なモチーフです。発想自体はユーモラスな作品ではあるものの、卒業を間近に控えた時期に撮影されたという背景も相まって、この季節特有の心情や旅立ちに向けた感情の高まりが感じられるような作品になっています。
審査員特別賞
織作 峰子氏

「追試回避作戦!」
小林 千紘さん
学年:高校1年生
【作品アピールポイント】
本作は、実際の教師と生徒をモデルに撮影しました。
学生時代という限られた時間の中でしか切り取ることのできない、特別な一瞬を写しています。
学生にとって「追試」は、できれば避けたい出来事のひとつです。
その追試から逃げるという少しユーモラスで切実なイメージを、かくれんぼのような構図で表現しました。
教室の空気や緊張感、そしてどこか懐かしい感情が、見る人それぞれの学生時代を思い出させる――そんな一枚に仕上げることができたと感じています。
【審査員講評】
先生まで巻き込んで撮影したというシチュエーションが面白いですね。そして、登場する3人の表情づくりがまるで役者顔負けで、高い表現力を感じます。
何といっても、窓から差し込む光の使い方がとても巧みです。光を正面から浴びる先生は威厳のある雰囲気で、対照的に影の中に置かれた生徒2人の表情からは、困ったな、怖いなといった心情がリアルに際立っています。光の演出効果をしっかりと理解してセッティングされた構図が素晴らしい作品です。
審査員特別賞
高石 明彦氏

「何気ない帰り道」
榊原 花帆さん
学年:高校3年生
【作品アピールポイント】
「早くこの町を出たい」って、ずっと思っていたはずなのに。
同じ道を歩いて、同じ景色を見て、何も変わらない毎日が、少し退屈に思えていた。
でも、卒業が近づくほど、いつも通りの道を歩きながら、ふと思う。
毎日見ていた山も、田んぼも、道の向こうに広がるこの景色も、ここを離れたら、もう「いつもの景色」ではなくなるんだ。そう思って、いつもより少しゆっくり歩く。
たぶん私は、思っていたよりこの町が好きだった。
【審査員講評】
夏という季節の色と、景色の美しさに目が止まりました。ただ、それに限らず、人物の進行方向に見える踏切の遮断機があいている、ということが、新たな道へ進む未来への希望と同時に、この土地を離れていく切なさを内包しているように見えて、見れば見るほどグッと心を掴まれました。
まさにこの場所を大切にしているからこそ、撮れた一枚だと思います。
審査員特別賞
椙野 充義氏

「ひみつの場所」
佐々木 瑞希さん
学年:高校2年生
【作品アピールポイント】
学校の中にある、普段あまり人が通らない廊下で撮影しました。
周りが暗い中で、人物に光が当たるようにしてひみつの場所らしい雰囲気を工夫することができました。
【審査員講評】
まず、光がうまく差し込むロケーション選びがとても上手です。タイトルにも「秘密の場所」とあるように、校内の廊下にこのような光の空間を見つけ出した着眼点が素晴らしいですね。
床に落ちる影や反射をうまく活かしており、画面に無駄がないです。その中で、足をクロスさせて佇むモデルの生徒さんの笑顔が素敵で、撮影を楽しんでいる空気感が伝わってきます。
光の角度や差し込み方は日や時間によって変わるため、同じ条件では撮り直すことが難しい、一瞬の光景だったと思います。そうした一期一会の光のチャンスを見事にものにした作品だと思います。
審査員特別賞
與儀 淳氏

「あなたを待つ」
中村 友音さん
学年:高校2年生
【作品アピールポイント】
彼女は遠くを見つめたまま、胸の奥が落ち着かなくて、ただ視線だけが同じ場所を探し続ける。
肩にかかったカバンは少し重そうだ。中身のせいだけじゃない。言えなかった言葉も、送れなかったメッセージも、期待してしまう弱さも。重いはずなのに、どれも捨てたくなかった。
桜は満開でも、彼女の春はまだ途中だった。だけどその先に、これから咲くものがきっとある。
【審査員講評】
これから先の未来や希望に向かって歩み出す時期の中で、彼女が見せる表情が非常に印象的です。前向きな感情だけではなく、憂いや寂しさ、まだ何かやり残したことがあるのではという心残りが、表情の中に繊細に現れています。
そういった複雑な心情と、未来への期待が混ざり合ったような、感情の深みを感じさせる作品だと思います。
菅公賞

「いっちょやりますか!」
大村 花月さん
学年:高校3年生
【作品アピールポイント】
泡が飛び散る瞬間を捉え、ローアングルから撮影することで、掃除の楽しさや現場の活気を表現しました。人物の生き生きとした表情と動きを通して、その場の臨場感が伝わるよう工夫しました。
【審査員講評】
タイトルの「いっちょやりますか!」という言葉通り、力を合わせて前向きに楽しむ姿がとても魅力的です。服が汚れることも気にせず、夢中で掃除に取り組む輝くような笑顔には、学生ならではのエネルギーと輝きが詰まっています。
学生生活の何気ない一日が一生の思い出になるような、青春のぬくもりと躍動感に満ちた姿に敬意を表し、菅公賞を贈ります。
入選

「まだ、夢を見ている。」
吉田 奈央さん
学年:高校3年生
【作品アピールポイント】
シャボン玉を使って撮影し、人物のキラメキがより際立つように単焦点レンズで撮影しました。 キラメキと一瞬の美しさにぜひ注目して頂きたいです。
【審査員講評】
はっきりと顔を写した宣材写真のような感じもありつつ、手前にシャボン玉を飛ばすことで、作品全体にロマンティックな雰囲気を与えられています。
鮮やかな光の屈折を上手に捉えられており、被写体の透明感が際立つ美しい作品に仕上がっていると思います。

「水性の仮面」
伊藤 藍さん
学年:高校1年生
【作品アピールポイント】
人には表に出さない表情、仮面がある。時折自分では本当の自分がどれなのかが分からなくなることもある。
仮面を被っている、いわゆる少し偽りの自分の方を元の写真をひっくり返して水面側にして表現しました。仮面を被っていることは誰にいつバレるかもわからない、そんなことを考えてタイトルに「水性」をつけました。男性の表情や、電車のタイミングに注目してほしいです!
【審査員講評】
地面の水たまりに被写体を反射させ、さらにその背景に電車が通りかかる瞬間を捉えていますが、上下を反転させた構図にすることで、現実と水たまりの境目が曖昧になり、不思議で面白い作品になっています。
画面構成も巧みで、背景の赤い電車がアクセントとして映えているだけでなく、電柱も邪魔にならず画面の面白さを引き立てています。このようなロケーションを見つけ出した観察眼が素晴らしいですね。

「青春、笑顔。」
澤 柊志さん
学年:高校3年生
【作品アピールポイント】
制服を着て友達と過ごす中にある自然な笑顔を撮影しました。高校生らしい明るさや楽しさを表現しました。
【審査員講評】
制服を着た自然な男子高校生の姿、という感じで、笑顔がものすごく素敵です。
眼鏡のレンズに不要な光の反射が入らず、目元をきれいに捉えられている点も素晴らしいですね。ポーズを依頼して撮ったのか、日常の姿をパッと撮ったのかはわかりませんが、どちらにしても高校生ならではの青春の空気感が伝わってくる、爽やかな一枚になっています。

「さあ、帰ろう!」
松尾 花凜さん
学年:高校3年生
【作品アピールポイント】
実際に走ってもらって、動きが出るようにしました。みんな笑顔なところがお気に入りです。これからそれぞれがどんな方法(電車・自転車・車など)で帰るのかが想像できるような構図で撮影してみました。
【審査員講評】
走っている被写体をタイミングよく捉えるのはとても難しいんですが、先頭の生徒を大きく手前に、続く三人を少し奥へ配置して、強弱をつけた構図でしっかりと捉えられています。
背景の靴箱からも、いかにも学校らしい放課後の空気感を感じられ、シチュエーションの選定も良いですね。被写体の躍動感と、楽しげな学校生活の雰囲気をうまく切り取った作品だと思います。

「3年目の春」
福住 優空さん
学年:高校3年生
【作品アピールポイント】
写真は動くこともなければ、音や香りがすることもない。だが、たった一瞬を切り取った1枚は見た人の心の中に眠っていたあの時の記憶を動かす力となる。
この写真に写る2人は3年間同じ部活の仲間であり、戦友である。川の流れる音や枝が擦れる音に混じって聞こえる、途切れ途切れの会話とこぼれる笑い声。何を話しているのか、答えはこの写真の中にはない。だからこそできたこの写真の「余白」に、見た人の心の中にあるあの時の「記憶」が重なって2つの歯車がリンクしたとき、初めてこの1枚が完成される。眠っていた確かな物語が、この写真というゼンマイの力によって、再びその人の中で再生される。桜が咲く季節に出会い、川の流れのように過ぎていく高校生活。その一瞬を切り取ったこの写真が、見る人それぞれの「青春」を思い出すきっかけになればと思う。
【審査員講評】
被写体の2人だけでなく、流れる川や綺麗な桜、そして奥へと伸びる土手が画面内にうまく配置されており、パースの効いた構図が見事です。
美しい景観の中に、微笑みながら楽しそうに会話をする2人の姿が溶け込んでおり、ナチュラルな美しさが感じられる作品です。

「個性の爆発」
近藤 碧さん
学年:高校3年生
【作品アピールポイント】
普段撮る側の写真部が撮られている一枚です。写真部では同じ場所で撮影していても、一人ひとり必ず違う作品が生まれます。そこが面白い??この写真でも、みんながそれぞれ違う方向にカメラを向けていて、同じ景色を見ていても個性が表れているように感じます。撮影会や学校行事など、多くの時間を一緒に過ごしてきた仲間は自分にとって切磋琢磨できる好敵手だったり戦友のような存在です。この写真には、そんな仲間たちとの思い出と、写真部らしさが詰まっています。
【審査員講評】
これだけ多くの男子生徒が集まり、それぞれが持つカメラのバリエーションやポーズも個性豊かでありながら、全体を扇のように広がるきれいな形にまとめ上げています。
被写体一人ひとりのキャラクターや自由な動きを活かしつつ、画面全体をうまく構築した構図の面白さが素晴らしい一枚です。

「俺たち、大スター」
鈴木 聡一郎さん
学年:高校2年生
【作品アピールポイント】
交差点の向こうから友達が歩いてきたとき、咄嗟に撮った1枚です。3人とも違う表情、違う歩幅なのに、なぜか統一感があって面白いなと思いました。臨場感を出すために、背景には車や人を配置し、3人の動きを強調しています。
【審査員講評】
絞りを調整して背景をうまくぼかすことで、雑多になりがちな街中の風景がすっきり整理され、被写体の彼ら一人ひとりの表情や若さが引き立っています。
歩いてきたところを咄嗟に撮ったとのことですが、毎日の通学路という何気ないロケーションであるからこそ、彼らの青春や日常の雰囲気がストレートに伝わってくるような作品になっています。

「夢を抱えて」
吉田 ゆいさん
学年:高校2年生
【作品アピールポイント】
通学中の何気ない日常の中に、高校生が夢や目標にむかって努力を精一杯を重ねる姿を表現しました。教材を抱えたまま眠る姿から忙しい毎日を懸命に過ごす現実と、その先にある未来への思いを感じてもらえるような作品を目指しました。表情や教材がしっかり写る位置や距離感、またタイミングを考えて車内の日常的な雰囲気をそのまま表現できるよう工夫しました。
【審査員講評】
きっと勉強に疲れて、電車の心地よい揺れも相まって眠ってしまったのだろうという情景が伝わってきます。
参考書が手元から今にもこぼれ落ちそうになっているんですが、そんな自然でありのままの姿が愛おしく感じられます。高校生の日常と等身大の青春を切り取った、心温まる一枚です。

「昼休み」
山中 旬さん
学年:中学3年生
【作品アピールポイント】
この写真は、正午ごろにしか出ないきれいな光を取り込み、校舎にたたずむ女子高校生と、奥のベンチに座ってくつろいでいる男子高校生を入れて撮影しました。この写真は、青春!!みたいなスタイルの作品ではないのですが、学生時代ならではの、光と影を持った、どこか寂しげな、そんな姿に注目してほしいです。そして、なぜ後ろに男子高校生を入れたのかというと、一人だけだと少し寂しいと思ったので、写真の中に彩りを加える意味も兼ねて、いいアクセントになると思ったからです。どこか陰鬱な、だけど光が指している、学生時代を自分なりに表してみた写真です。
【審査員講評】
正午頃に落ちる印象的な影の出方をしっかりと計算し、その時間帯を狙って撮影するという、光と影に対する観察眼とアプローチに感心させられます。
手前の生徒に落ちる影を活かしつつ、さらに奥の背景にも人物を配置したことで、写真の中に遠近感と広がりが生み出されています。平面的な写真の中でも奥行きを感じられる、完成度の高い作品です。

「思いよ届け」
濱田 夏向さん
学年:高校2年生
【作品アピールポイント】
郵便ポストを不安そうに見ている表情を撮りました。
【審査員講評】
今では見かけることの少なくなった、レトロな丸型ポストをモチーフに取り入れた着眼点が良いですね。頭に手を添えながらポストを見つめる姿が、ポストを人に見立てて親しげに会話をしているように思える面白い作品です。
また、背景を適度にぼかしていることで、主役である生徒さんとポストがより一層引き立ち、魅力的な一枚になっています。

「夏が降ってきた」
寺田 綾乃さん
学年:高校2年生
【作品アピールポイント】
水しぶきが一面に広がる瞬間を捉え、夏らしい爽やかさと楽しさを表現しました。
水に濡れることも気にせず笑い合う、青春の一瞬を残しました。
【審査員講評】
まるでコマーシャルのワンシーンのような、爽やかで躍動感あふれる一枚です。飛び散る細かな水滴がきれいに捉えられており、動きのある被写体を鮮やかに切り取っています。
水しぶきの勢いやその場の空気感が肌で伝わってくるような、臨場感たっぷりの作品に仕上がっています。

「ピーーーーース!!」
飯村 稜花さん
学年:高校3年生
【作品アピールポイント】
今が一番楽しい!という気持ちをそのまま写真にした一枚です。制服を着て過ごす日々の中には、笑ったり、はしゃいだり、友達と作るたくさんの思い出があります。全力の笑顔とピースには、青春を思い切り楽しむ気持ちを込めました。この瞬間の明るさやエネルギーが伝わったらいいなと思います。
【審査員講評】
生き生きとした躍動感が印象的な作品です。
カメラに向けて差し出された手が適度にブレていることで、写真にダイナミックな勢いが生まれています。また、背景をうまくぼかすことで、主役である生徒さんの笑顔や表情が引き立っています。今、青春を楽しんでいるというエネルギーが伝わってくる、気持ちの良い一枚ですね。

「せーの!」
磯村 虹太さん
学年:高校2年生
【作品アピールポイント】
青い空の下、水しぶきを上げながら無邪気にはしゃぐ友達。制服と自然の中での開放的な姿の対比によって、今しかない青春の一瞬を切り取った。水しぶきや一人ひとりの表情から、仲間と過ごす時間の楽しさと、かけがえのない日々の輝きを表現した。
【審査員講評】
夏の強い日差しの中で、皆で水の中へと飛び込み、心から楽しんでいる空気が画面いっぱいに溢れ出ています。ただ撮影のために足先を浸けたという程度ではなくて、すでに全身びしょ濡れになっている姿から、とても楽しそうな雰囲気や臨場感が伝わってきます。
背景の青空と雲の様子も、気持ちのいい夏の空気感を引き立てており、とても爽やかで素晴らしい一枚だと思います。

「なぞのかごからイケメン」
久松 雄大さん
学年:1年生
【作品アピールポイント】
かごに5人のイケメンが入るように調整して、撮りました。
【審査員講評】
生徒たちがカゴの中に閉じ込められているような構図の作品で、撮影時の楽しげな空気感が伝わってきます。カゴのデザインも可愛らしく、作品全体のポップな雰囲気にとてもマッチしています。
生徒一人ひとりの表情も豊かで、学校生活の楽しさや喜びが伝わってくるような作品です。

「待つ」
古閑本 茉弥さん
学年:高校3年生
【作品アピールポイント】
寒空の下、今にも凍りそうな体を丸める。
「もう、ほんとに遅い。」
少しだけ悪態をつきながらも、健気に待ち続ける。
きっと来たら、くだらない話をして、笑って、今日は何をしようかなんて考えるんだろう。
寒さなんて忘れるくらい、その時間を楽しみにしながら、今日もここで待っている。
【審査員講評】
冬の寒さの中で佇む生徒の姿が印象的な一枚です。ここで笑顔を写すのではなく、早くしてほしいという不満げで飾らない表情を捉えているのが、張り詰めた冬の空気感とうまくマッチしています。
また、傘や自転車の落ち着いたカラーリングも、作品全体の静かで渋い雰囲気を引き立てています。シチュエーション、表情、色彩がうまく調和した、雰囲気のある作品になったと思います。

「クリスマスプレゼント」
一石 実那さん
学年:高等部1年生
【作品アピールポイント】
とっても寒い夜でしたが、とても心が温まったプレゼントでした。
【審査員講評】
色鮮やかなイルミネーションが輝く、とても季節感あふれる美しい一枚です。
カラフルで華やかなシチュエーションの中で、プレゼントを嬉しそうに持って微笑む表情がとても愛らしいですね。
冬ならではの素敵な瞬間を、魅力的に切り取った作品になったと思います。

「いつまでも」
笠原 蓮生さん
学年:高校3年生
【作品アピールポイント】
コスモスが咲く季節に、私たちの学校では高校二年生で部活を卒業となります。仲がいい先輩と後輩の姿をいい形で残せたと思います。
【審査員講評】
コスモス畑と奥に広がる森、そして青空がバランスよく画面に収められており、色彩の美しさと清々しい開放感が感じられます。
ただ普通に並んでいるのではなく、女子生徒同士がおんぶをしているポーズから、仲の良い先輩後輩の関係性が伝わってきます。青春の爽やかさが表現された、素敵な作品になったと思います。

「冬眠」
中敷領 藍里さん
学年:高校3年生
【作品アピールポイント】
教室で過ごしていたとき、ふと見ると二人の友人がまるで申し合わせたかのように、同じような姿勢で眠っていました。その偶然があまりにも面白く、思わず写真に収めました。普段なら何気なく見過ごしてしまうような光景ですが、二人の姿がそろっていることで、まるで教室の中で冬眠しているようにも見えました。何気ない学校生活の中で、思わず笑顔になる一瞬を見つけました。
【審査員講評】
タイトルの通り、教室の中で生徒たちがまるで冬眠しているかのように眠り込んでいる姿を上手に切り取っています。
背景に雑然と置かれた荷物やマスコットの人形など、高校生らしい教室の雰囲気がそのまま伝わってきます。休み時間の10分間でなんとか疲れを癒やそうと机に突っ伏す微笑ましい情景を、うまく作品へと昇華できていると思います。

「す、吸い込まれて?」
落合 咲奈さん
学年:高校2年生
【作品アピールポイント】
本の中に友達が吸い込まれている様子を撮影しました。
戻ってくるのが大変でしたが、友達が無事でよかったです。
【審査員講評】
本の中に強烈に吸い込まれそうになる生徒たちが、必死で本棚にしがみついている姿がとても面白いですね。靴の裏が見えていることで、うまく立体感や臨場感も演出されています。
さらに、手前で立ち上がっている絵本の仕掛けを前ボケとして活かすことで、奥に写る生徒さんの表情が際立っています。
このロケーションと本を見つけた着眼点、そしてそこからこのシチュエーションを思いつく発想力が光る作品です。

「うちらの時間」
明見 樹奈さん
学年:高校2年生
【作品アピールポイント】
黒板を埋め尽くす難しい数式を忘れて、お弁当を囲みながら友達と笑い合う「うちらの時間」。あたたかいお弁当や明るい笑顔は制服を着て過ごす今だからこそ味わえる当たり前のようで当たり前でない日常。放課後や授業中とは違う普段の教室に流れる楽しげな空気を切り取りました。見る人にもこの一瞬を感じてもらえたら嬉しいです。
【審査員講評】
黒板に残された数学の板書と、その前で楽しそうにお弁当を食べる生徒たちの姿という、教室の昼休みのリアルな情景を捉えられています。
手前にある水筒の位置を少しずらして、お弁当がより引き立つ構図になっていればさらに完成度が高まったかな、と思いますが、笑顔で話す二人の表情がとても生き生きとしており、昼休みの楽しさが伝わってくる素敵な一枚です。
学校応募賞
| 大阪市立桃谷中学校(大阪府) 応募者数 133名 |
| 青森県立八戸高等支援学校(青森県) 応募者数 84名 |
| 静岡県立磐田南高等学校(静岡県) 応募者数 34名 |
| 広島桜が丘高等学校(広島県) 応募者数 34名 |