カンコー学生工学研究所では、<USME>(アスミー)―「私たち」も「私」も満たす服―と銘打ち、ダイバーシティを観点にした取り組み
を行っており、2022年に「ジェンダー」をテーマにしたユニフォームデザインの提案をしました。
今回、京都のしんらん交流館(真宗大谷派東本願寺)で開催中の「いろいろな性を生きる展3」に<USME>を展示させていただきましたので紹介します。
東本願寺に隣接する「しんらん交流館」は、明るい日差しが差し込む開放的な雰囲気のギャラリーで、誰でも立ち寄ることができます。
様々な色・カタチの玩具や子ども服とともに展示された「男の子がキラキラ指輪を欲しがっちゃいけない?」などの問いかけにハッとさせられます。日々の生活のなかで無意識下にある、自分の中の「ジェンダー」について気づきを得られる展示会です。
私たちが展示させていただいた<USME>は、ジェンダーフリーな設計のブレザースタイルをベースにしています。
キュロットなどのボトムバリエーションや体操服のアイテムを加えて「えらべる」要素を取り入れ、何色にもなれる・何色でもないという意図で「無彩色のグレー」を基調にしたデザインです。
私たちが「これからの新しいユニフォームのあり方」を模索し続けるなかで提案する、あくまでひとつのカタチにすぎませんが、この機会にみなさんに見ていただけるとうれしいです。
「いろいろな性を生きる展3」は、2024年3月25日まで開催されています。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
場所:真宗大谷派(東本願寺)しんらん交流館1階交流ギャラリー
日時:2024年2月8日(木)~2024年3月25日(月)
入場料:無料
(カンコー学生工学研究所 梅林)
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