昭和・平成・令和の学生服が大集結!

昭和・平成・令和の学生服が大集結!
ニッポン制服クロニクル開催

2026.04.23

2026年3月21日(金)より、みやざきアートセンターにて「ニッポン制服クロニクル」が開幕しました。本展は、2025年夏に東京の弥生美術館にて開催された「ニッポン制服クロニクル」の初の巡回展となっており、制服の興りから、着こなしの変遷、そしてこれからの学生服を多角的に見ることができる展覧会です。

今回は、開催に先立ち行われた開会式・内覧会、そして開催初日のギャラリートークの様子を紹介します。

 

 

開幕前日に、開会式および内覧会が執り行われました。会場には、地元・宮崎県立佐土原高校のデザイン科から10名ほどの生徒の皆さんが制服姿で出席してくださいました。開会式では、写真左より、弥生美術館の内田静枝氏、アートセンターマネージャーの工藤悦朗氏、学校制服研究の第一人者であり、本展示にイラストを多数展示されている森伸之氏、そして弊社スタッフ、生徒代表の方が一堂に会し、華やかにテープカットを行いました。

その後の内覧会では、生徒の皆さんが昔の着こなしに興味深く見入る姿が印象的でした。特に盛り上がりを見せたのは、来場者が付箋に制服の思い出を綴るコーナーです。デザイン科の生徒さんらしく、かわいらしいイラストと共に地元ならではのエピソードが寄せられました。「掃除の時間には、今も女子生徒が『もんぺ』を履く文化がある」「かつてアムラーならぬ『タオラー(首にタオルを巻くスタイル)』が流行した」といった、地域や時代特有のリアルな声に触れることができ、制服が単なる衣服ではなく、時代や学校の記憶と深く結びついていることを改めて実感しました。

そして、21日の展覧会初日には、本展の企画者である内田氏によるギャラリートークが開催されました。今回の展示は、弥生美術館で開催された2018年の「セーラー服と女学生」・2019年の「ニッポン制服百年史」の展示内容も加え、さらに拡充した「日本最大級の制服展示」となっています。制服の誕生から、社会情勢に合わせた着こなしの変遷、そしてこれからの未来の制服まで、1時間では収まりきらないほどの充実した解説に、来場された皆さんが聞き入っていました。

 

学生工学研究所によるこれからの制服コーナーでは、現在研究開発中の商品を4点展示しています。詳しい研究内容は関連リンクよりご覧ください。

 

・肌への刺激を抑え、誰もが快適に着用できる「やさしいワイシャツ」
・循環型社会を見据えた、リサイクル素材による環境配慮型の「サステナ制服」
・海洋プラスチックごみ問題解決の一助となる、廃棄漁網を再利用した素材を使用した「漁網ナイロン混ブレザー」
・酷暑から学生の安全を守る「ファン付きウェア」

 

会場には実際に素材を手に取れる体験コーナーも設置しています。ギャラリートークでは、素材や制服開発の裏側などについて熱心に質問を寄せてくださる姿に、これからの制服への高い関心を感じることができました。

 

ニッポン制服クロニクル展は、5月10日まで開催しています。制服を通じて日本の文化や社会の変遷を感じ取れる貴重な機会となっております。

そして子どもたちのココロとカラダに寄り添い続ける制服の魅力を、ぜひ会場で体感してみてください。

みやざきアートセンター公式HP

 

 

(学生工学研究所 廣畑)
この記事に関するお問合せはこちら

SHARE
  • LINE
  • twitter
  • facebook