著作権・肖像権・プライバシー権とは?

写真には様々な権利があります。そのため、誰かの写真を撮影したり、その写真をコンテストに応募したりする時には注意が必要です。
特に注意すべき権利は「著作権」、「肖像権」、「プライバシー権」の3つです。

著作権

自分の考えや気持ちを表現した作品(著作物)を、
他者に無断で使用されたりしないための権利

著作物には、写真・文章・音楽・絵画などが含まれ、写真の場合は、写真を撮影した人に自動的に「著作権」が生じます。
そのため、他人が撮影した写真をコンテストに応募するなどといったことはNGです。

肖像権

自分の顔や姿を無断で撮影されたり、
その写真を無断で公開されたりしないための権利

有名人だけではなく、誰にでもある権利です。写真の場合は被写体が「肖像権」を持っているため、撮影・応募するときには、必ず被写体に同意を得ましょう。
また、応募について被写体に一度同意を得たとしても、後で被写体から「やっぱり嫌だ」と言われた場合は応募を取りやめる必要があるので、注意しましょう。

プライバシー権

個人情報や私生活の情報を守る権利

「肖像権」と同じく、誰にでもある権利です。名前や住所などの個人情報や、私生活(プライベート)の情報が写真に写りこまないようにしましょう。
自宅などの居場所が特定されそうな情報にも十分注意してください。

この3つの権利は誰にでもある権利で、無断で撮影された写真の削除を求めたり、インターネット上に公開された場合はその削除を求めることができます。場合によっては、損害賠償請求を行うこともできます。 以上の内容をふまえて、撮影時・応募時には下記に注意しましょう。

「著作権」、「肖像権」、「プライバシー権」に関わる
撮影時・応募時の注意事項

ケーススタディ

下の写真の中で、「肖像権」や「プライバシー権」を侵害する可能性のある写真はどれでしょうか?

ケース1

ケース2

ケース3

ケース4

正解は①と④です。
①は横顔ですが、個人が判別できるため、「肖像権」を侵害する可能性があります。また、④は顔ははっきり写っていないものの、名札の名前が写っているため、「プライバシー権」を侵害する可能性があります。
②や③は、後ろ姿や拡大しても顔が判別できない写真なので、問題はありません。

ただし、肖像権の侵害に関わらず、写真を撮られたくない・写真をコンテストに応募されたくない人もいるので、注意しましょう。

マナーを守り、撮影者・被写体ともに安心できる写真撮影・コンテスト応募を心掛けましょう。