2018.02.21 カンコードリームプロジェクト “しま”の子どもたちに貴重な体験を!

先日旅行に行きました。私の生まれ故郷からほど近い島です。数年前、その島には友人が住んでいましたが、彼女は進学を機に島を離れてしまいました。私からすると素晴らしい島でしたが、住んでいる友人からすると不満も少なくなく、「島から出たい」と言っていたのを思い出します。
島だからこそ出来る体験・経験も多い一方で、島だから出来ないことも多いのでしょうね。

日本自体が島国ですが、本州・北海道・九州・四国・沖縄本島の5島を「本土」、「本土」を除く6,847の島々を「離島」と呼びます(参考資料:国土交通省『離島の現状と振興について』より)。私の友人が住んでいた島に限らず、多くの離島では、若い人達が島を離れていく深刻な地域課題があるようです。また、住んでいても「本土」に比べ、イベントや様々な体験の機会が少ないといった課題もあがっています。 

しまプロジェクトがスタート! 

カンコー学生服は、制服や体育着という商品だけに留まらず、子どもたちの「夢や学び」を応援する役割を果たすため、「カンコードリームプロジェクト」という活動を行っています。
全国でスポーツ大会のサポートや、著名人の講演会、スポーツクリニックの開催などを行い、年間55,000人以上の子どもたちをサポートしています。

この活動は、スポーツアスリートをはじめとする多くの著名人の力を借りており、中でも、元バレーボール全日本女子代表監督の柳本晶一さんには、各地でご協力いただいています。
そんな柳本さんは、「離島の子どもたちにバレーボール教室を開催したい」との夢をお持ちでした。カンコーとしても、本土に比べてイベントや体験の場が少ない離島地域の子どもたちも同じように応援したいと賛同し、「しまプロジェクト」を立ち上げました。

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2016年7月 隠岐の島バレーボールスクール

「しまプロジェクト」は2015年にスタートし、既に長崎県の五島列島、鹿児島県の奄美大島、島根県の隠岐の島、広島県の大崎上島、沖縄県の宮古島、石垣島、兵庫県の淡路島(洲本)で柳本さんによるバレーボール教室や講演会を開催しています。
参加いただいた皆さんからは、「世界の舞台で活躍された方に、トップレベルの指導をしてもらえとても貴重な体験ができました! 」などの喜びのお言葉をいただいています。また、指導に熱心に聞き入る子どもたちのまなざしからも、プロジェクトの意義を実感しております。

開催にあたっては、学校のみならず、教育委員会や行政の方々などにもご賛同・ご協力をいただき、島をあげてのイベントになっています。参加校の先生からは、「柳本さんの指導が受けられるということで生徒たちが島に残ってくれるようになりました」との声をいただいたこともあります。

今後もこの活動を更に広げ、少しでも子どもたちの心に残る体験となり、夢へ向かうきっかけになり、地域の活性化に繋がるものになることを願っています。

2015年に「離島の子どもたちを応援したい」と始まったこのプロジェクトですが、「TSUNAGU(つなぐ)」をキーワードにそれぞれの島がもつ魅力を活かし、手を結ぶことで島の訴求力を高め、街づくりに貢献する活動に発展しています。

2019年「ラグビーワールドカップ」、2020年「東京オリンピック・パラリンピック」、2021年「ワールドマスターズゲームズ関西」が国内で開催されるスポーツゴールデンイヤーを契機に、「しまプロジェクト」をつくり上げていきたいと思います。