実例校紹介
特徴のある事例を紹介します
学校法人 博多学園 博多高等学校
創立70周年を機に、制服でイメージアップを
学校の運営主体である博多学園が平成23年に創立70周年を迎え、そこに照準を合わせて「学校改革」を進めてきた博多高等学校。その一環として行われたのが制服のモデルチェンジでした。「今後の学校の方向性を表現すること」と「完全オリジナルデザイン」にこだわった唯一無二の制服です。
制服デザインのポイント
生徒が投票!「キャリアデザイン教育」を体現する制服
学校では今後、「キャリアデザイン教育」に力を入れたいという想いがありました。そこで生徒たち自身が「社会からどのように見られたいか」「社会はどのような人材を求めているか」を考えるとともに、生徒たちが企画運営に参加して「HAKKO COLLECTION」を開催。さまざまなメーカーが提案するデザインをショー形式で並べ、全校生徒による投票の結果、カンコーの制服が選ばれました。さらに、ディテールの調整についても生徒が活発に意見し、「世界にひとつの制服」が誕生。このプロセスは新たなキャリアデザイン教育として、マスコミ各社からも注目されました。
生地から小物に至るまで、こだわりが満載
point 1
匠の技が光るエンブレム表現
創立70周年を機に一新したエンブレムを、ワッペンや刺しゅう、エンボス加工ボタンで表現。職人の繊細な手仕事が光ります。
point 2
「千鳥格子」をデザインコードに
スカートに柄物を採用する学校が多い中、ジャケットが千鳥格子の制服は斬新。しかも一見無地の女子スカートや男子詰襟も、生地の織りで表現した細かな千鳥格子が、光の角度によって浮き出てくる完全オリジナル!
point 3
コーディネートが楽しめる!
スクールカラーの瑠璃色×ゴールドを基調としながら、様々なアイテムでアレンジが楽しめるように。リボンの色は普通科がネイビー、看護科がエンジ。ちなみにスカーフは3年生だけが着用できます、CAのようなキャリア感が漂う憧れのアイテムです。
担当の先生より
「制服でイメージアップできたことを実感しています」
ご担当:毛利 清佳先生
制服選びの段階から生徒が参画したことで、キャリア教育にも役立ついい経験になったと思います。たくさん注文をつけてしまいましたが、プロの方が計算に計算を重ねて提案してくださった制服だけに、保護者の方からは「歴代の制服の中で一番いい」、中学校の先生方からは「イメージがガラッと変わりましたね」などとうれしいお言葉をいただいています。私学展でも他校の制服と並んだ時に、何一つ同じものが他にないというのは誇らしいですね。おかげさまで入学者数、とくに女子の志願者数が増え、制服が学校のイメージアップにつながっていることを実感しています。制服がいいと、生徒自身も「きちんと見られたい」と意識するようで、夏もカチッとネクタイを結んだりしていますね。先生の間でも「着崩しさせたくない」という思いが強くなり、生徒指導にも力が入るようになりました。
営業担当より
「実は、先生方の制服も合わせてご提案する運びに」
担当:中村、坂口、外本
全校生徒の皆さんから投票で選ばれたということは、私たちの大きな自信となり、期待にお応えしようとディテール調整にも全力で取り組ませていただきました。そして「生徒があまりにも楽しそうにこだわって選ぶので、私たちも欲しくなりました」ということで、先生方の制服も合わせてご提案することになったのです。先生用は生徒の皆さんと同じベースカラーで、同じ位置にエンブレムをつけたパンツスーツスタイル。こちらも「動きやすい」「組織力が高まった」というお声をいただき、非常にうれしく思っています。
実例校紹介
特徴のある事例をご紹介します
学校改革・地域連携
より細部まで統一感をもたせ、生徒にきちんと着てもらうために制服変更
【定期更新】多様性に対応した新制服・誰でも心地よく着られる新制服の決定に向けて
「ジエシカ」の改革。その意思表示の一つとして制服変更が行われました。『JUNKO KOSHINO CAMPUS』を採用。
地域に誇れる制服へとフルモデルチェンジ
学区初となるブレザースタイル!地域の先駆けとなる新制服!
未来の生徒からのデザイン選考
3大プロジェクトの1つとして制服をフルモデルチェンジ
着くずし防止・生徒指導
時代の変化に合わせた制服
着心地・機能性UP
体操服のモデルチェンジ。約10年変更のなかった体操服が時代の流れに合うアイテムに。
先生も保護者も着心地の良さに納得
毎日身につける制服も学習環境を左右するひとつ
伝統を残しつつ、機能性とデザイン性を併せ持った制服へ