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レポート詳細

【Vol.93】 「中高生の制服の着崩し実態」

  • 中学生
  • 高校生
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2013年10月29日

ここ数年、中学・高校生の制服の着崩しが問題視されています。身だしなみの乱れは生徒個人の評価を下げるだけなく、周囲の生徒にも影響を与え、学校全体のイメージ低下にも繋がると言われています。では、生徒はなぜ制服を着崩すのでしょうか?今回は、全国の中学・高校生を対象に、制服の着崩し(アレンジ)の有無と、制服をアレンジする理由について調査しました。

調査概要

  • 調査対象:全国の中学・高校生の男女4,248人
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 実施時期:2013年3月

1.制服のアレンジの有無(全体)

全国の中学・高校生4,248人に聞いた制服の着用状況は、「制服をアレンジする」という回答は30.1%となり、約3割の生徒が制服をアレンジして着ているという結果になりました。

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【図1】 あなた自身は、制服をアレンジして着ることはありますか?(単数回答)

2.制服のアレンジの有無(性別×学校別、地域別)

制服のアレンジの有無について、性別×学校別に見ると、「制服をアレンジする」という回答は、「男子中学生」14.4%、「女子高校生」41.9%と大きな差があり、中学生よりも高校生、男子よりも女子のほうが制服をアレンジしている割合が高くなりました。また、地域別では、「関東」33.6%、「中部」32.3%、「近畿」32.1%、「北海道」30.4%で、制服をアレンジして着ているという生徒が全国平均の「全体」30.1%と比べ多くなりました。

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【図2】 あなた自身は、制服をアレンジして着ることはありますか?(単数回答)

3.制服をアレンジして着る理由

中学・高校生が制服をアレンジして着る理由は、「おしゃれに見える」(全体51.6%、男子44.1%、女子53.6%)が最も多くなり、女子の2人に1人はファッション感覚で制服をアレンジしているという結果となりました。

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【図3】 あなたが制服をアレンジして着る理由は?(複数回答)
中学・高校生の制服の着崩しの内容は、「スカートを短くする」、「ズボンをずらして腰履きにする」、「ネクタイ・リボンをずり下げる」、「シャツのボタンを外して胸元を開ける」などが多く、生徒の服装指導に苦慮している学校は多いようです。
今回の調査では、中学・高校生の約3割が「制服をアレンジする」という結果になりました。性別・学校・地域別の制服のアレンジ状況は、中学生よりも高校生、男子よりも女子のほうが制服をアレンジしている割合が高く、女子高校生では4割以上が制服をアレンジして着ていると回答しています。地域別では、「関東」、「中部」、「近畿」、「北海道」で制服をアレンジして着ているという生徒が全国平均より多くなりました。また、制服をアレンジして着る理由としては、「おしゃれに見える」(全体51.6%、男子44.1%、女子53.6%)が最も多く、次に、「皆がしている」、「アレンジしないとダサイ」、「スタイルがよく見える」というような外見を気にする意識や、一種の流行のように皆と同じ格好をしたいというファッション感覚で制服をアレンジすることが多いようです。
制服の着崩しを防ぐためには、学校側の定期的な服装指導が欠かせませんが、生徒たち自身がきちんと制服を着たくなるような工夫も求められます。そのためには、「着崩し(アレンジ)をしなくても、おしゃれに見える制服」の採用や、「制服をきちんと着ることの意義」や「着こなしの大切さ」について伝えることも必要のようです。

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